茶遊記

中国茶の物語と評茶、茶館情報のブログ。

「喜见·茶」

「喜见·茶」

杭州市 小河支路小河历史文化街区小河东河下30号

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   運河文化区域にある茶館です。この地域は茶館が多く景色や雰囲気は好みですが値段とサービスのバランスがよかったのがこのお店です。

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 2023年春節明けの「お茶館巡りの会🫖」で利用させていただきました。

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 この日は昨秋から全国に流行した「围炉煮茶」。もとは雲南省の「火塘烤茶」、「糊米烤茶」という茶文化があり、流行のきっかけはドラマ「梦华录」が発端だそうです。炉を囲んで、とうもろこし、お餅などを焼きながらお茶を飲みます。コロナ禍3年めの秋を迎え、なぜか密にならざるを得ないこの喫茶法が全国で流行っています。

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 大きな炉に炭が焚かれ、網の上にお茶(ココナッツミルク入りのお茶でした)の入った陶器を沸かしなが焼いて行きます。寒い冬にとても温まる喫茶法で、長引くコロナで疎遠になった友人とまったりした時間を共有できるのが人気の理由かもしれません。

(近くまで水上バスが利用できます)